父の治療は行わないという決意
容態が悪かった父は介護施設の観察室という部屋に入り、4日間点滴をしました。
今は無事安定したので、食事も取れ普通の生活をしています。
脳梗塞の後遺症で、右手も麻痺してしまいもう両手が使えません。食事は全介助です。
数日前、施設の担当医と相談しました。
私たち家族の要望として、病院での治療は望まないこと。
担当医はとても親身に聞いてくださって、
「そうですね、ご家族の要望なら、今後はホスピスに行けるように、取り計らいましょう。
実際、改善の見込みも厳しいですし。」
ということになり、すぐにではありませんが、
今後の道筋として、ホスピスに行くようになりました。
私たちの要望を父が理解しているか分かりません。
今の状態では、理解出来ていないと思います。
でも、今までのように病院と施設の行き来がなくなるのは、気持ちが落ち着きます。
そして、最期まで父を大切に見守っていく決意にもなりました。